食道・胃・十二指腸内視鏡(無痛胃カメラ)
- 即日、午後・夕方の胃カメラも可能
- このような症状はありませんか?
- 上部内視鏡検査(胃カメラ)とは
- 上部内視鏡検査(胃カメラ)が苦しい理由
- 無痛胃カメラ
- 麻酔で眠っていて、目が覚めたら終了
- こんな思いがあればぜひご相談ください
- 当院の胃カメラの特徴
- 胃カメラ検査の流れ
- 料金表
即日、午後・夕方の胃カメラも可能
当院では前日の21時以降食事をしていなければ即日・当日の胃カメラも可能です。(当日の予約状況によりお受けできない場合もありますのでご来院する前に一度お電話ください。)
今日胃カメラを受けたい方
胃カメラは午前・午後とも検査を行っています。午後の検査(17:00まで)も可能です。
午後に検査を受ける方は検査時間の6時間前までであれば消化の良い食事をとって頂いてかまいません。
このような症状はありませんか?
- ピロリ菌陽性
- 抗ヘリコバクター・ピロリIgG抗体陽性
- 胃バリウム検査(胃部X線検査・胃部レントゲン検査)異常
- 胃癌リスク検診(ABC検診)異常
- 腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)高値
- 腹痛(みぞおちの痛み・上腹部痛・背中の痛み)
- 胃もたれ・胃の不快感・お腹がはる
- 吐き気・嘔吐
- 胸やけ・胸の痛み
- 酸っぱいもの・苦いものがこみあげてくる
- のどの違和感・乾いた咳が続く・息がくさい
- 食べ物が飲み込みづらい
- 黒い便が出た
- 貧血
- 体重減少・食欲不振
- 家族に胃がんの方がいる
- 50歳以上で一度も胃カメラを受けたことがない
上部内視鏡検査(胃カメラ)とは
上部内視鏡検査(胃カメラ)とは先端に小型カメラがついた太さ約5mmほどのスコープで、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
上部内視鏡検査(胃カメラ)が苦しい理由
胃カメラを受けたことがある方の中には、「とてもつらかった」「もう二度と受けたくない」「ゲップが我慢できなかった」などの感想をお持ちの方も少なくありません。体にとって異物であるスコープが胃の中、さらにはその奥の十二指腸まで挿入されるのですから苦しい検査であるのは当然かもしれません。苦しさの原因は主に以下のようなものです。
1.のどを通過する時
スコープがのどを通過し食道に入る瞬間が、検査で最も苦しい時です。食道入口部手前の下咽頭後壁、輪状披裂後部、梨状陥凹は咽頭反射(オエーッとなる反射)や咳反射(せき込む)が出やすく、スコープによるわずかの刺激でも反射を誘発します。また食道入口部は通常閉じておりますので、そこをスコープでこじ開けるような感じで挿入する必要があります。このことも苦しさの一因です。そこで、咽頭粘膜を刺激しないようにスコープを挿入し、食道入行部の方向を見定めてから、スコープを咽頭後壁に沿うように滑らかに通過させると反射は極力抑えることができます。
2. 送気によるゲップ・胃の張り
胃は通常しぼんだ状態ですので、空気を入れて胃を膨らます必要があります。それにより胃の全体をくまなく観察でき、ヒダとヒダの間の死角の部分も観察可能となります。ただしゲップが出やすくなったり、送気による胃の張り・膨満感を感じる場合があります。
3.スコープによる胃の伸展
スコープが胃の中を進んでいく時に、スコープを一度胃の壁に押し当てて、そこを支点として進んでいかなくてはならない場合があります。特に胃と十二指腸の境目である幽門という穴を通過しようとする時にこのような状況におちいります。そして支点の胃壁に圧が加わり、胃が伸展させられると痛みを生じます。胃の後壁側を支点にするなど、胃を伸展させない工夫が必要となります。
無痛胃カメラ
当院では静脈麻酔や鎮静剤を使用し、苦しくない無痛の胃カメラ検査を行います。また、最新鋭の内視鏡システム・スコープで精度の高い診断をします。最新型の細径内視鏡で鼻からのカメラも行えます。初めて胃カメラを受ける方や、過去に検査で大変な思いをした方にとっても当院での検査はお役に立てると思います。
※当院では経鼻胃内視鏡検査(鼻からの胃カメラ)を行っております。
麻酔で眠っていて、目が覚めたら終了
麻酔法
当院では希望する方には静脈麻酔を使用した検査を行っています。この検査法ではほとんどの方が眠っている間に検査が終了し、咽頭反射もまずおきません。また検査後は比較的速やかに目が覚めます。(ただし検査後は1時間ほどベッドで休んでいただきます。)心臓や呼吸器系に問題がある場合は行えないなど、すべての方に可能な検査法ではありませんが、反射の強い方・以前検査で苦しい思いをした方・検査に対する不安感が大きい方などにおすすめです。
※来院時の交通手段について
鎮静剤を使用した場合、検査後リカバリー室で1時間程休んでいただきます。当日の自家用車運転、自転車運転はできません。
自身の運転で来院された方は鎮静剤の使用はできません。
通常法
のどまたは鼻の麻酔のみで行う検査法で、多くの医療機関が採用している方法です。検査前から終了まで、常に意識がある状態で検査を行います。検査後はすぐにご帰宅できます。通常法は、複数回の検査経験がある方・検査後ベッドで休む時間がない方・静脈麻酔を使用することに抵抗のある方などに適しています。
こんな思いがあればぜひご相談ください
- 胃カメラをしたことがなく検査をするのが不安
- 以前受けた胃カメラがつらかった
- 痛み止めや麻酔を使って楽に検査を受けたい
- ピロリ菌に感染していないか心配
- がんにかかった家族がいるので自分も心配
- 年齢を考えるとそろそろ胃カメラを受けてみたい
当院の胃カメラの特徴
1.静脈麻酔による無痛検査
眠ったままの検査で起きたら終了
麻酔は最適量を豊富な経験から的確に使用
2.熟練した内視鏡医による検査
実績・経験豊富な内視鏡医による無痛検査
3.最新鋭のフジノン内視鏡システム
LASERIO 7000 高輝度光源装置
画像の鮮明さでハイビジョンを大幅に上回るHQ画質の高精細画質で病気の早期発見・早期治療を実現
4.呼吸・脈拍モニターによる徹底した安全管理
指先にセンサーを装着し、血中酸素濃度と脈拍数をモニターしながらより安全性の高い検査を行います
5.最新ガイドライン準拠の衛生管理
日本消化器内視鏡学会ガイドラインに準拠したスコープ・内視鏡器具の洗浄・消毒による感染対策の徹底
ディスポーザブル(使い捨て)も積極的に使用
胃カメラ検査の流れ
1.初診【WEB予約をお願いします】
胃カメラについてご相談したい方(症状について、胃カメラの必要性についてなど)、又は診察のをご希望の方はWEBより【診察】をご予約ください。電話でのご予約も可能です。お急ぎでなければお問い合わせメールをご利用ください。折り返し担当者からご連絡差し上げます。内視鏡検査をお受けになる方は、検査前の血液検査(B型肝炎・C型肝炎・梅毒を含んだ一般項目)を行います。
2.検査前日
夜20時までに夕食をすませてください。食事内容は特に制限はありませんので、いつも通りでかまいません。普段飲んでいる夕食後のお薬があれば服用してください。21時以降は食事は一切とらないでください。水分はアルコール以外であれば、寝る前まで通常通りとっていただいてかまいません。普段飲んでいる寝る前のお薬があれば服用してください。
3.検査当日
朝起きてから検査が終わるまでは絶食(飴やゼリーも不可)です。水分はお水のみ飲んでかまいません。ただし、検査1時間前までとしてください。普段飲んでいる朝のお薬があれば服用してください。ただし、糖尿病のお薬は飲まず、インスリンも注射しないでください。どちらも検査終了後、食事をした後となります。
※当日検査希望の方は、当日可能かどうか電話でご確認いただきご来院ください。午前中検査の場合は朝からの絶食、午後からの検査であれば、検査前6時間の絶食があれば可能です。透き通った飲料であれば、直前まで可能です。
4.来院
検査時間の15分前にご来院ください。女性の方は口紅をつけずにご来院ください。胃の中を観察しやすくするため、胃内の泡や粘液を除去するお薬の入ったお水(80ml)を服用していただきます。
5.注射
内視鏡室に移動していただき、通常法の場合は、のどに麻酔(ゼリー状の液体をのどにためる・スプレー噴霧)をします。麻酔法の場合は、のどの麻酔に加え静脈麻酔の注射をします。また必要に応じて胃の動きをおさえる注射をします。
6.検査
検査時間は5〜10分ほどです。病理組織検査のために生検鉗子で組織を採取した場合(痛みはありません)は、粘膜からの一時的な出血を認めますが、数分で自然に止血します。
7.胃カメラ結果説明
検査終了後、検査画像をお見せしながら結果をご説明いたします。静脈麻酔を使用した場合は、ベッドで1時間ほど休んでいただきます。後日、結果説明となります。
※来院時の交通手段について
鎮静剤を使用した場合、検査後リカバリー室で1時間ほど休んでいただきます。当日の自家用車運転、自転車運転はできません。自身の運転で来院された方は鎮静剤の使用はできません。
8.病理組織検査結果説明
病変があり組織を採取した場合、結果が判明するまで2週間ほどかかります。検査から2週間後以降、お時間のある時にご来院ください。結果をご説明いたします。
料金表(保険診療の場合)
胃内視鏡検査 (観察のみ) |
〈1割負担〉 約2,000円 〈3割負担〉 約6,000円 |
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胃内視鏡検査 + 病理組織検査 |
〈1割負担〉 3,000~4,000円 〈3割負担〉 9,000~12,000円 |